平成12年3月・西区母親クラブだより・木かげ
子ども達の未来の幸せを願って!

小鳥の親子

『  児童館の中で 』

前・己斐児童館館長 佐伯 泰子

地域活動の拠点としての児童館活動、地域の子ども達の
健全育成にと、子ども達が毎日元気で来館してくれ、楽しく遊び
友達同志の輪をひろげながら、一人でも多くの友達を作り
心豊かで思いやりのある健康な子ども達に
育ってくれる事を願って、私達、児童館の職員は
指導に当たっています。

年間行事、季節行事また地域との共催行事など大きな行事の度に
母親クラブのお母さん方の多大なご協力を頂いております。
そのお陰で盛りだくさんな企画を立てられ、子ども達は
楽しみにして喜んで参加してくれます。
母親クラブのお母さん方の助けがなければとても出来ない事と
心より感謝致しております。

ストーブをつけて待っていると先を争って
『こんにちわ』『卓球させてください』『一輪車、出して!』
『バトミントン貸してください』等々
元気いっぱいの声、声。
遊戯室も工作室も急に賑やかになり狭く感じられます。

最近、日々の練習の成果が実って
一輪車に乗れるようになったK君は、今日も早速乗って笑顔でこたえています。
『ボールが当たった』『ラッケットでたたいた』とトラブルが
日常茶飯事の館内だけど喧嘩の仲裁も私達の仕事のうち。
子ども達の相手をしながら目配りします。

こうして子ども達の日々の成長を見守り育てていける
喜びをかみしめています。
己斐児童館にはkoi(己斐)ダンスジュニアという
ダンスの好きな子ども達が、毎週土曜日に集まって練習に励んでいる
自慢できるクラブがあります。
町民運動会や敬老会や、公民館活動まつりに積極的に
参加して大変喜んで頂いております。

小学一年生から中学生まで60数名の子ども達が参加し
母親クラブのお母さん方もボランティアで応援して頂いております。
先生もボランティアで熱心に、ご指導くださり
先生が来られない日は、高学年の子ども達がリーダーとなり
または、中学生が先生の代わりを努め自主練習をしています。

練習を重ねて、春の発表の機会を待つと共に
ダンスを通して、より情操豊かな子ども達に育ってくれるよう願っています。
毎年、年賀の便りを寄せてくれる昔の学童の子どもN子さんから
嬉しい結婚の知らせがありました。今でも忘れず近況報告などもあり
この仕事を続けてきてよかったと思います。

児童館で元気一杯、無邪気に飛び跳ねている子どもの姿に
どうぞ元気で、しっかり友達と遊んで、悪い事に
染まらない意思の強い子どもに育って欲しいと願っています。